従軍慰安婦問題の解決に向けて もしも将来、戦争が起こった場合

従軍慰安婦の問題は、現在でも日韓の問題となっています。

不可逆的な解決に向けて外交努力がなされてきましたが、韓国国内の世論はまだ収まらないようです。

難しい問題ですが今後のことを考えると、

できる限り早い段階で、従軍慰安婦問題には幕を引くべきではないかと思います。

そう考える理由をここで書いていこうと思います。

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従軍慰安婦問題の解決に向けて 従軍慰安婦と外部効果


(出典「photoAC」)

まず私自身の認識ですが、以前に読んだ本の記憶になりますが、

従軍慰安婦にはきちんとお金が支払われていたと記憶しています。

戦争が起こっていない平和な世の中でも、性を売る女性はいますし、

そうした女性も望んでその職業に就いたわけではないのかもしれませんが、

私自身はそうした女性がいることで、女性に対する犯罪が抑えられている面はあると思います。

平和な時にも性を売る女性がいることで、女性に対する犯罪が抑えられる面があるのなら、

暴力が横行しやすい戦争時にも、きちんとお金を支払った上で、

女性に従軍慰安婦になってもらうことは必要なことのように思えます。

また戦争では暴力が横行しやすくなると思いますし、

女性に対しては耳を疑いたくなるような惨状が起こってしまうことがあると聞きます。

そうした状況になってしまうことに比べれば、

お金を支払った上で従軍慰安婦になってもらう方が、まだ良いのではないかとも思います。

そういえば経済には「外部効果」という言葉があります。

この「外部効果」というものは、

実際にお金を支払っているわけではないにも関わらず間接的な影響を受けることで、

公害などの悪いことも外部効果には含まれます。

従軍慰安婦にしても、性を売る女性にしても、

貧しい家庭に生まれた女性が、そうした仕事に就かざるを得ない場合もあると聞きますが、

そうした女性たちが、世の中の女性に対する犯罪を減らすという「外部効果」が社会的にはあるように思えますし、

そうした女性が間接的に他の女性を守る役割を果たしてきたこと、

また果たしていることには目を向ける必要があるように思えます。

従軍慰安婦だった女性たちも、その時代の朝鮮半島の女性を守る役割を、

陰で果たしてきたヒロインだったのではないでしょうか。

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従軍慰安婦問題の解決に向けて もしも将来、戦争が起こったら・・・


(出典「photoAC」)

韓国からすれば前の戦争では日本に支配されていましたので、日本に対する反発もあるのかもしれませんし、

歴史認識でも難しい面がありますが、

何かの出来事を、ある国から、という側面から捉えていると、

日本側の歴史認識と韓国の歴史認識は、どうしても違うものになりがちだとは思います。

そうしたことも従軍慰安婦問題が長引いている要因の一つかもしれませんが、

個人的には将来的にも、再び戦争が起こる可能性は否定できないと考えています。

これまでのように、金銭の支払いを伴った従軍慰安婦についても、

長期にわたる揉め事が起こり続けている中で、もしも戦争が起こった場合には、

戦争の当事者は従軍慰安婦を導入しようとしても、後々面倒なことになると思えば、

従軍慰安婦を導入しないという決断を下すのかもしれません。

戦争が起これば兵士は極度の緊張状態にさらされると思いますし、さらに兵士は武器を所持しています。

そうした状況下で従軍慰安婦は、後々問題が長引いて面倒になる、

ということで導入しないということになれば、

その代わりに戦争の当事者が起こす行動は、

武器を持った兵士によるそれ以上の惨劇なのかもしれませんし、

その時に女性たちに待ち受けることは、従軍慰安婦以上の悲劇なのかもしれません。

そう考えると従軍慰安婦の問題は、できる限り早い段階で幕引きを図れることが望ましいように思いますし、

きちんと対価を支払った形での従軍慰安婦は認める方向にしておいた方が、

もしも戦争が起こった場合に、武器を持った兵士による恐ろしい惨劇という最悪の状態は、

防ぎやすくなるのではないかと思います。

また現実的に平和な時代でも性を売る女性は存在しますし、

男と女がいる以上は、そうした女性がいることが人間社会にとっては自然なことなのかもしれません。

また先ほど書いたように、そうした女性は世の中の女性に対する犯罪を抑えている面はあると思いますし、

それは従軍慰安婦も同じだと思います。

そうした女性たちも、自ら望んでその仕事をしているわけではないとは思いますし、

貧しい環境にある女性が、やむを得ずそうした仕事につくことがあると聞きますので、

従軍慰安婦になった女性もそうした方がいるのかもしれませんが、

生きるために、生き延びるためにと選んだその仕事は、

先ほど書いたような理由からも、もっと評価されて良いのではないかと思います。

終わりに

従軍慰安婦の問題は長引いていますが、

従軍慰安婦という問題をあまりに大きく問題視していることで、

将来の女性の尊厳がさらに踏みにじられる可能性があるのではないかと思いました。

そう考えると将来的に女性の尊厳を守ることを考えると、

きちんと対価を支払うという形であれば、従軍慰安婦を認める方向性が望ましいと思いますし、

この問題もできる限り早いうちに収めることが望ましいと思います。

また韓国の人にとっては、韓国の歴史観や立場・主張があることも当然だとは思いますが、

日本と韓国は近い国ですので、従軍慰安婦の問題を含めて、

もつれてきた糸を一つ一つ解きほぐして友好関係を築いていければと思います。

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