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もしも北朝鮮のミサイルが発射された場合には
万が一のことになりますが、北朝鮮がミサイルを発射する場合には、
日本はPAC3を配備して対応していますが、
「ひるおび」によると、その射程は15~20キロで、
ミサイルの部品などが落下した場合などに使用することが想定されているものと言われています。
(追記:また日本に落下するミサイルをイージス艦が撃ち落とすことができなかった場合にも、迎撃する役割があります。)
ミサイルは弾頭だけが着弾すれば良いので、
宇宙開発のロケットのように、燃料の入った胴体部分が切り離されますが、
その切り離された胴体部分が日本に落下する可能性が指摘されています。
島根、広島、愛媛、高知の上空を通過することが予想されていますし、
自衛隊も万全の体制を整えていると思いますが、
その地域にお住いの方は、タイミングさえ分かれば外出を控えるなどの対応はできると思いますので、
報道などに注意して情報収集していただければと思います。
個人的には、北朝鮮がミサイルを発射するとアメリカの報復から、
中国やロシアを巻き込んだ戦争の可能性もあると思いますし、
それを中国は望んでいないように思えますので、中国の意向を無視してまで、
北朝鮮が暴走してミサイルを発射することはないのではないか、と考えています。
(希望的な観測も含まれているかもしれませんが。)
終わりに
(出典「photoAC」)
北朝鮮から流れてくる映像を見ると、現代の日本人から見ると違和感がありますが、
もしかすると戦争中の日本も、似たような光景が広がっていたのかな?と思ったりします。
またアメリカと北朝鮮は、あくまで休戦状態であって、
北朝鮮としては戦争状態が続いているという認識もあり、
先制攻撃される怖れから、核開発を放棄できない側面があると言われています。
ただ今後の状況は、やはり大国の意向抜きには考えにくい面もあると思いますし、
中国やロシアは国連での制裁決議に賛成するなど、
北朝鮮にとっては外交的には厳しい状況になっているとは思います。
中国は海洋進出の気配を見せてきましたし、
それに対してアメリカはTHAAD(サード)を韓国に配備するなど、
米中の間には難しさがあることも確かですが、
北朝鮮の核・ミサイル開発の問題については、
今後はアメリカと中国の協力によって平和的に解決していくことを望みながら、
今回は終わりにさせていただきます。
(追記:また核による南北統一の狙いがあると指摘する専門家もいますし、
北朝鮮は強硬姿勢を貫いていますので、リスクは徐々に高まっているとも思います。