日本国憲法の前文を分かりやすく解説 改正前に知っておきたいこと

日本国憲法の前文を分かりやすく解説 人間相互の関係を支配する崇高な理想とは


(出典「photoAC」)

長くなっていますが、続きを見ていきたいと思います。

「日本国民は、恒久の平和を念願し、

人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

ここで難しいのは、「人間相互の関係を支配する崇高な理想」という部分で、

これは私の解釈になりますが、

この文章は全体的に、平和を維持するやり方が書かれているのだと思います。

また「人間相互の関係」としては、人と人は良くも悪くも影響を与え合うものだと思いますし、

そうした人と人とのお互いの関係の「崇高な理想」ですので、

お互いを疑い、批難しあうのではなく、信頼しあうことだと思いますし、

自分の希望や欲望を相手に押し付けるだけのことでもないはずです。

また他の国との間で問題が起こったとしても、

力による解決ではなく、対話による解決を重視する姿勢が「崇高な理想」だと考えられます。

もちろん相手が力でくるなら、こちらも力で対抗することは必要なことになると思いますが、

力による解決を先にこちらが考えて行動に移せば、相手も力で返してこようとすると思いますので、

(相手が力をかざしてくれば、こちらも力で対抗しようと考えると思います。)

まずは信頼することや対話を重視する姿勢を持つことが、必要なことのように思います。

それでも相手が力でくるなら、その時はこちらも力で対抗する必要があることは、

言うまでもないことだとは思います。

この部分を私の解釈を含めてまとめますと以下のようになります。

「私たち日本国民は、永久に続く平和を願い、

人間相互の関係を支配する崇高な理想として、信頼関係や対話を重視する姿勢を深く自覚し、

平和を愛する諸国民が、公正であり信義に基づいて行動することを信頼して、

私たち日本国民の安全と生存を保持しようと決意した。」

スポンサーリンク

日本国憲法の前文を分かりやすく解説 国際社会において目指すべき方向性

お疲れ様です。長くなっていますがまだ続きがあります。

残りは最後まで見ていきたいと思いますが、

ちょっと小休止していただいた方が良い気がしますが、続きを進めていきます。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従(れいじゅう)、圧迫と偏狭(へんきょう)を

地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。

われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免(まぬ)かれ、

平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、

政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、

自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

スポンサーリンク

良かったらこちらを