安倍総理 衆議院を解散!なぜ今なのか?大義ある解散とは?

安倍総理は衆議院の解散を指示したと報道されています。

衆議院の解散権は総理大臣の専権事項ですが、北朝鮮の危機がある中で、

解散のタイミングとしてはこのタイミングがベストかは疑問もありますが、

民進党の状態が悪い中で、選挙で勝ちやすい時期を狙ったと思われます。

ここでは衆議院を解散するタイミングに注目すると共に、

大義ある解散とはどのような解散かを考えていきたいと思います。

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安倍総理 衆議院を解散!なぜ今なのか?解散のタイミングはこれで良いのか?


(出典「photoAC」)

これまで衆議院で任期を満了したのは、1976年の三木内閣の時の1回だけで、

それ以外では衆議院は常に解散しています。

また衆議院の解散は、総理大臣の専権事項ですし、

選挙は戦いの場でもあって、相手の状態が悪いタイミングを狙うことは政治の常道とされています。

最近の状況では、民進党は党首選挙があってからはスキャンダル報道がありましたし、

離党ドミノも報道されている中で厳しい状況にありますし、

小池新党が立ち上がる前というタイミングでもあり、

勝ちやすいタイミングで解散をしてきた印象はぬぐえません。

また臨時国会が始まると、加計学園疑惑の追及が考えられる中で、

その臨時国会が始まる前に解散することは、加計学園疑惑の追及逃れのため、との指摘もあります。

加計学園の問題は税金の問題だと思いますし、その点については以下のページをご覧ください。

8月3日には内閣改造が行われました。 安倍総理は「結果本意の仕事人内閣」と言っていましたが、 今回の内閣をそう称しているというこ...

また北朝鮮の危機がある中での解散には疑問の声もありますし、

残り1年以上の任期がある中で、解散しなければならない大義がないことも確かで、

「大義なき解散」と言われることも多いですが、

それでは大義がある解散というのはどういう時なのでしょうか?


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衆議院の解散のタイミング 大義のある解散とは?

大義のある解散というのは、様々な形があると思いますが、

一つの大義としては、与野党の勢力が拮抗しているなどの状況の中で、

他の政党との政策論争で、ある政策を実現させたいという強い想いがあって、

それでもなかなか政策実現の見通しが立たない中で、

その政策の信を問うため、

という理由で解散をするなら、それは大義のある解散と言えるように思えます。

その政策に対する想いを選挙戦を通して訴えていき、

それに反対する政党は、それに反対する意見を訴えていく。

そして選挙を通して、その政策の実現の是非を問う。

大阪では都構想の住民投票がありましたが、その時にはメディアでもそうした論戦が繰り広げられていました。

大阪では住民投票が行われましたが、

現在の日本では、国民投票は憲法改正しか認められていませんので、

どうしても早期に実現させたい政策がある場合に、本来は解散権を行使すべきだと思います。

国政選挙で使われる税金は約600億円

また衆議院議員の任期は4年間ありますし、例えば12年の間に3回の任期を務めることができます。

ただ今回のようにおよそ3年で解散をし続けた場合には、

3年×4回=12年で選挙が1回多くなってしまうことになります。

また選挙には約600億円の費用がかかると言われていますし、

国政選挙ですので、その費用は国が全額負担することになっています。

国の借金が増え続けて行く中で、私たちの税金が約600億円も使われてしまうという意味では、

本来の解散権は必要以上に行使すべきではないとは思いますが、

政治の世界ではそうした国民の声は届きにくいのかもしれません。

(追記)

イギリスなど先進国では解散権の行使が制限されるのが主流になっていて、

イギリスでは2011年に「議会任期固定法」が成立。

解散ができるのは、以下の場合に制限されています。

・内閣不信任決議案が可決された時

・下院で3分の2以上の賛成で解散が決議された時

選挙にお金がかかることを考えても、日本でも解散権を制限することが望まれます。

終わりに

選挙にお金がかかることなどを考えると、本来は解散権をみだりに行使すべきではないと思いますが、

政治の世界は権力争いですし、ルールに定められた解散権を、

相手が弱っている、または相手の準備が整っていない、

という勝ちやすいタイミングで行使することも無理はないことなのかもしれません。

ただこうした解散に疑問を感じて「選挙に行かない」

という流れにはなって欲しくはないなとは思いますし、

投票率が下がれば地盤を固めた政治家にとってプラスに働くことになりますので、

選挙の際には、ぜひ投票所に足を運んでいただければと思います。

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